短編小説
- 霊たらし
- ホームステイ
- サムライUSA
- 伯母さんのレシピ
- こんにちは、赤ちゃん
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ロジャーから一言 そりゃね、この世とあの世の間には不思議な出来事があるものさ。俺は花を求めて世界中ををうろついた。その間、妙な連中の不気味な物語にはたんと出会った。怪奇と幻想、玄妙不可思議は人の世のつね、まずは読んでのお楽しみ。ああ、それでも、最後の物語には注意してくれ。心臓の弱い人、妊娠中のご婦人にはお勧めしない。なぜかは言えないが、忠告はしたぜ。 |
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恨みをのんでこの世をさまよう霊を成仏させる霊能者。兵藤ツカサは、「霊たらし」の異名をとる腕利きだった。ある日、自宅に幽霊が出るという依頼人が訪れた。家は都内にある古い一戸建てで、かって凄惨な殺人事件の舞台になったことがある。なに、大したことはあるまい、と高をくくって闇の中で一人、幽霊の訪れを待つツカサだったが・・・。 ・・・この小説を読む |
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ロサンゼルス郊外の町でホームステイ中の「僕」は、初めてのアメリカ生活に戸惑いながらも、充実した日を過ごしていた。ステイ先は、庭付きの一戸建て。３ベッドルーム２＆ハーフバスはアメリカではごく普通のサイズの家だという。ある日の午後、「僕」は、在米３０年というホストの吉崎氏とアメリカの生活について話していた。ふと、吉崎氏が奇妙な質問を投げかける。「君は幽霊を信じるかい？」 ・・・この小説を読む |
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ロサンゼルス郊外の日本食レストランで、深夜、寿司シェフが鎧武者に殺された？ ダウンタウンのカラオケ喫茶でウエイターをしているヒロ君は、世話になってる知り合いに頼まれて、真相の解明に乗り出す。鎧武者の亡霊は本当に現れたのか？ ヒロ君が調べるうちに、事件の裏にある意外な事実があらわになってくる。真面目な寿司シェフを殺したのは、誰か？そして、本当に罪に問われねばならないのは、一体、誰だったのか？ 夜のフリーウエイを走りながら、ヒロ君の胸に響くゴスペルの調べ。 ・・・この小説を読む |
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チェリーは夫のマルコと、ロサンゼルス郊外の町で、評判の良いイタリア料理店を経営している。しかし、ライバル店が現れた時、マルコは次のワイン祭りで、サリー伯母さんの絶品のソースを出品すると決心した。チェリーは伯母さんのソースは不吉だと反対した。伯母さんは葬式の時にしか作らず、ペナンス（贖罪）ソースと呼んでいた。しかも、亡くなる前に、レシピを焼き捨てていた。マルコは諦めず、レシピを復元にかかった。果たして、幻のソースは蘇るのか？「償いのソース」に秘められた秘密とは？ ・・・この小説を読む |
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東京郊外の小住宅で,１歳２か月になる男の子が溺死するという事件が起こる。母親は行方がわからず、父親は自分が浴槽に沈めて殺したと警察に自白する。なぜ、この事件は起きたのか？ 近所の住人、父親の同僚、母親の友人、５歳の娘、父親、母親、それぞれの言葉で語られる事件。最後に、霊能者によって語られた意外な真相とは？「藪の中」の形式を借りて物語る根源の恐怖。（この物語は、妊娠中の読者にはお勧めしません） ・・・この小説を読む |
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