日野原 爽
初めまして。
このサイトに載っている物語の著者、日野原 爽です。
お読みいただいてありがとうございます。
少々お時間を頂いて、これらの物語の背景を説明しようか、とお邪魔にきました。
インタビュアーは、皆様おなじみの陽気なロジャーにお願いしました。
ロジャー、よろしくね。
ロジャー)あいよ。
ロジャー) まず、なんでこんな奇妙な話ばかり書いたのか聞かせてくれねえか。
爽) 小さな頃から奇妙な話が好きだったからかな?
ファンタジーが好きで良く読んでました。あと、ミステリ、怪談、SF,幻想小説なんかも。歴史小説も好きでした。
現実の生活を克明に描写するより、謎めいた話の方が面白いと思ってます。
そういう小説を読んでいるうちに、自分でも書き始めた、その結果です。
ロジャー) 外国の話が多いね。
爽) 数年間、海外で暮らしてたので。英国で3年間、米国のカリフォルニアで20年。
ロジャー) 海外で何してたの?
爽) 英国へは留学で。ロンドン大学で演劇を専攻しました。
ギリシア悲劇からシェイクスピア、現代演劇まで、理論と実践の両方を学びました。
時間を作っては、学生向きの半額当日チケットを手に入れて、ロンドンの劇場で芝居を見てました。
今は小説を書いてますけど、本当は舞台劇が好きで、いつか自分の劇を上演したい夢は捨てちゃいません。
ロジャー) そいつは大変だ(笑)
爽) まったくね。舞台ってお金かかるのに、ちっとも儲からない。だから貧乏してます。(笑)
ロジャー) アメリカでは?
爽) 大望を抱いて海を渡ったんだけど、思うように行かなかった。
医者のオフィスで事務をとったり、レストランでバイトしたりであっという間に20年。
日本に戻って来た時には完全に浦島太郎状態でした。
ロジャー) それも大変だ(笑)
爽) 本当にね。でも、LAは楽しかった。竜宮城で月日を忘れた太郎の気持ちはわかる。(笑)
ロサンゼルスで日常生活してると、観光で訪問したときとは全く違った顔が見えてくる。
ただ、初めはびっくりしてもそのうちに慣れてきて、それが当たり前になる。
久しぶりの日本も、初めは外国みたいに思えましたが、五年たった今は慣れました。
初めのびっくりした日本も、そのうち、書いてみたいと思ってます。
ロジャー) なぜ、ネットで発表するの?
爽) このサイトに載せている小説のうち、いくつかは出版社主催の公募に出しました。
ただ、公募って、最終選考まで残っても、そこで落ちるとまた、一からやり直しになるんですよね。
何度かそんなことやってるうちに、時はどんどん過ぎて出版不況の時代。
発表の場を求めてネットの小説投稿サイトに出してみました。
そうしたら、熱心に読んで下さる読者の方がいて、すごく励まされました。
それなら、自分でやってみようと一念発起して作ったのがこのサイトです。
パソコンはタイプライターと百科事典代わりぐらいにしか思ってなかったので、知らないことばかり。
時間かけて四苦八苦しながらどうやらここまでたどり着きました。
ロジャー) ご苦労様。だけど、なんで猫の話が多いの?
爽) それは私も不思議。猫は好きですが、どっちかというと自分は犬派だと思ってたんですが。
ロジャー) 愛犬家?
爽) ゴールデンレトリーバーが好きです。愛猫家でもあって、うちにはチンチラがいました。
愛鳥家でもあって、文鳥とハミングバード(蜂鳥)が好きです。
夏になると、家の軒下にハミングバード用に砂糖水の入ったフィーダーをぶら下げてました。
ハミングバードって小さくて綺麗な鳥なんですが、結構、猛々しいんですよ。
フィーダーを自分専用の冷蔵庫だと思い込んで、必死に他の鳥を追い払うやつがいましたね。
喧嘩しないようにフィーダーの数を増やしたら、今度は砂糖水の補給がたいへんでした。
ロジャー) 食べる話も多いよね?
爽) 作者、食いしん坊なので、おいしいものを食べることには大いに興味があります。
ただし、作る方は全くダメ。卵やスパゲティをゆでることぐらいはできますが。
他にダメなのは、車の運転と靴を買うこと。どっちも考えただけで胃が痛くなります。
ロジャー) 最後に、これからの抱負を聞こうか。
爽) もっと色々な小説を書いてみたいですね。
ムーンチャイルドのシリーズはまだ完結してないし、霊たらしの続きも考えています。
日本を舞台にした小説のアイディアもあります。
これからも面白い小説を書いて、どんどんアップしていきたいと思ってます。
よろしくお願い申し上げます。
本日は、ありがとうございました。
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